「肉食系」は健康長寿の秘訣!?
- 院長
- 2024年12月7日
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「肉食系」と聞くと、恋愛のスタンスとか?など連想するかもしれませんが、今回は食事・栄養と健康維持の話です。筋肉量は40歳頃から徐々に減りはじめ、60歳を過ぎると減少が加速すると言われています。70歳を迎えその衰えを自覚し、転倒しやすくなったり、介護が必要になったり、と日常生活に支障を来すようになります。加齢や病気などで筋肉量が減り、体の機能が低下した状態を「サルコペニア」と我々は呼んでいます。この状態になると、身体機能は衰え、生活に不自由が生じ、病気でなくとも体に問題を抱えることとなります。
さて、この「サルコペニア」に対してどのような対策を行っていけばいいでしょうか。筋肉量低下の原因は様々ですが、加齢に伴うホルモンバランスの変化、筋たんぱく質の合成速度の低下、運動量の低下、食事量の低下など複数の問題が合わさって加速すると考えられています。理由は多くあれ、身近にあって押さえるべきポイントは、まず食事と運動の生活習慣による予防からではないでしょうか。
最もシンプルで大事な対策として、食事管理の中でのたんぱく質の確保(バランス良くしっかり摂る)が多くの論文で述べられています。「でも、たんぱく質って、摂りすぎても大丈夫なのかな?」そう、確かにたんぱく質の過剰摂取は、腎臓病を持病にしている方には注意が必要であったりと、何事にも極端は良くないものと考えられます。では、ここで一つ興味深い論文を紹介したいと思います。

これは、2014年にCell Metabolismに掲載された論文です。たんぱく質の摂取を抑えた方ががんや糖尿病のリスクを下げ死亡率を改善すると述べていますが、それは65歳以下と以上で逆の結果になると言うのです。つまり、65歳以上のグループでは、たんぱく質の摂取を抑えると体重が減少して死亡率がむしろ上がり、たんぱく質を多く摂るグループの方が死亡率は改善するという結果でした。(下図)

何歳になってもステーキを食べることが好きな人、は何となく長生きしそうな印象ですが、それは科学的にも合っているということですね。ちなみに、たんぱく質が含まれる食材としては、肉類はもちろんですが、卵や乳製品、魚のほか、大豆などの豆類、あとは小麦にもグルテンと呼ばれるたんぱく質が含まれます。65歳を過ぎたら朝からステーキ!とまではなくとも、食の意識を変えていかれると良いのかもしれません。(若い方は食べ過ぎに注意しましょう!)
引用文献
Levine ME, Suarez JA, Brandhorst S, et al. Low protein intakes is associated with a major reduction in IGF-1, cancer, and overall mortality in the 65 and younger but not older population. Cell Metab. 2014 Mar 4;19(3):407-17. doi: 10.1016/j.cmet.2014.02.006. PMID: 24606898; PMCID: PMC3988204.






そうですね、健康を意識した食生活は大切ですね。読んでいただきありがとうございます。
年齢を重ねても食事への意識が健康に直結するとは、改めて考えさせられる。肉を楽しみながら長寿を目指せるなら、日々の食卓がより豊かになりそうだ。 そんな健康への関心が高まる中、リラックスできる時間も大切だ。 そんな健康への関心が高まる中、リラックスできる時間も大切だ。Hot Games では様々なfree online gamesで気軽に息抜きができる。